おうちのお花を、できる限り長く楽しむ方法〜ドライフラワー作りのオススメ

ドライフラワー コラム

自宅で過ごす時間をより楽しく、有意義なものにするために、おうちに花を飾る方が増えましたね。
我が家は最後、ドライフラワーにして楽しんでいます。

母が花を育てるのが好きでしたし、生花の師範でもあったため、いつも家に生花がある幼少期でした。私自身も花のある暮らしを心がけていましたが、花はフレッシュなものを買い求めて、出来るだけ長く楽しみながら最後は廃棄していました。

今の夫とお付き合いを始めた頃、会う度に1輪の花をいただき、長いものは1ヶ月も枯れずに楽しませてくれましたが、最後その切り花を捨てるときに毎回切ない気持ちでした。寿命があると分かっていても「ごめんなさいっ!」と思わずにはいられなかったのです。

一緒に暮らすようになりその話をしたところ、彼がドライフラワーにすることを提案してくれました。確かに実家の母も、結婚50周年に私達子供が贈った真紅のバラ50本の花束や、ハーブガーデンで一緒に積んできたラベンダーの束をスワッグにしていましたが、上手に色を残して乾燥させるのは、なかなか大変そうな印象でしたので、最初は上手に飾れるようになるのかな? そんなふうに思っていました。

ところが環境が適していたようで、 リビングに”吊るすだけ”であっという間に乾燥して、形も大きく印象を損なわずにドライフラワーにして飾れるようになりました。

いくつか作っていくうちにわかったのは次のやり方です。

①できるだけ開花直前のものを選びます

②蕾が完全に開いてからドライフラワーにするために水から上げます
〜以前のように生花の状態を十分に楽しんだ後だと、色が悪くなりやすいのです

③水に浸かっていた部分を切り落とし、弱っていたり余分な葉は取り除きます

④麻紐で縛り、風通しが良く、陽が直接当たらない場所に吊るします

⑤花の状態によるが2週間前後で完成です

短時間で水分を抜くことが色や形を保つコツです。

なるべく風を当てたり、エアコンの前に吊るしたりして早く乾かすことで綺麗に仕上がるでしょう。

ドライフラワー作りはこの「ハンギング法」の他に「ドライインウォーター法」や「シリカゲル法」、「グリセリン法」など様々な方法があるようです。

たまたま干すだけで失敗せずに綺麗なドライフラワーにすることができていますが、これから湿度の高くなる季節には、グリセリンを使った方法を試してみるつもりです。

タイトルとURLをコピーしました