精油、混ぜると危険!?セルフブレンドのコツとおすすめのブレンドアロマ

アロマ

精油(エッセンシャルオイル/アロマオイル)をご利用の方なら一度は「ブレンドしてみたいな」と思ったことはありませんか?でも・・・

・何と何をどのくらい混ぜたらいいの?
・混ぜたらいけない組み合わせはある?
・自分流で混ぜたら変な香りになるのでは?


悩んで結局、シングル(単品)での使用にとどまってしまう、というお声も少なくありません。

まず、ご安心ください!ブレンド方法に決まりはなく、フリースタイルで楽しんでいただけます。

精油(エッセンシャルオイル/アロマオイル)は高濃度の揮発性物質なので、安全に楽しむために注意していただきたい点があります。

参考◆AEAJ 「安全に楽しむために」

(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマを楽しむ | アロマテラピーとは | 安全に楽しむために

そうは言ってもご自身でトライアンドエラーを繰り返すうちに、コツを知りたい!となるでしょう。

【セルフブレンド★4つのコツ】
1.期待したいことを決める
2.相乗効果のある精油(エッセンシャルオイル/アロマオイル)を選ぶ
3.香りの強弱で分量を調節する
4.香りを長持ちさせたい場合は、揮発性(ノート)を意識して選ぶ


1.期待したいことを決める
オンオフの切り替えにリフレッシュしたい、リラックスしてぐっすり眠りたい等々、どんな期待を持って使いたいですか?

精油(エッセンシャルオイル/アロマオイル)にはさまざまな芳香物質が含まれていて、私たちの心身に影響を与えます。効能を調べながら、まず使いたい香りを選びましょう。

特に効能を気にせず好きな香りを選ぶのも、もちろんOKです。

2.相乗効果のある精油(エッセンシャルオイル/アロマオイル)を選ぶ
効能が近しいものを複数選んでみましょう。
2〜3種、多くても5種類くらいが扱いやすいですし、それぞれの香りの力が薄くならないでしょう。

1で効能を気にせず選んだ方も、慣れるまではあまり多種類にしない方が良いですね。

3.香りの強弱で分量を調節する
とてもインパクトがあるものと、ほのかに香るものを同じ分量混ぜたら、後者の存在が薄れてしまいます。例えば、ペパーミントとオレンジでしたら、ペパーミント1に対してオレンジは多めに入れた方がバランスが取れるという具合です。

4.香りを長持ちさせたい場合は、ノートを意識する
ノートとは揮発スピードによる大まかなグループ分けと捉えて下さい。空気中に蒸発する速度が早い順に、トップノート、ミドルノート、ベースノートと呼びます。

香りが空気中に蒸発する速度が速いほど最初に香りを感じますが、感じる時間は短く、対して蒸発が遅いほど香りは後から感じられ、割と長い時間、香りが持続します。
このグループ分けには正解はありませんので、感じられた通りで良いですが、代表的なものをあげておきます。


◆トップノート
オレンジ、レモン、ベルガモットなどの柑橘系、ユーカリ、ペパーミントなどの軽やかな香り

◆ミドルノート

イランイラン、カモミール、ゼラニウムなど花の香り、フランキンセンスなどの樹脂や、ローズマリー、クラリセージなどのハーバルな香り

◆ベースノート
パチュリ、ベチバー、サンダルウッドのような保留材になるような香り

フレグランスは、こうした香りの移り変わりを上述3の強弱と併せて使用する分量を考えますが、ブレンドにおいて必ずしもトップ〜ミドル〜ベースを入れなくても構いません。

例えば植物油希釈して作るトリートメントオイルの場合、トップノートは香り立ちにくいので、ミドルノートを中心に組んでも良いです。またバスソルトのように入れた瞬間の香り立ちを楽しむような時は、トップノートだけで組んでも良いです。

最後に、比較的手に入れやすい精油(エッセンシャルオイル/アロマオイル)2種類で作るおすすめブレンドをいくつかご紹介します。参考になさって、ご自分のお気に入りのハーモニーを作り出して下さいね。

○Cheer up
グレープフルーツ2:ユーカリ1


○Happy making
レモン2:ゼラニウム1


○Good Sleeping
オレンジスイート1:ベルガモット2

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